2014年 03月 19日
相続で失敗した実印の話 |
祖父が亡くなった時に、遺言執行人の弁護士から連絡があり、遺言を開封するから関係者は実印を持参するようにと言われました。
当時まだ学生だった私は実印を持っていなかったので、急いで百貨店で実印を作り、弁護士事務所に行きました。
しかし、遺言の内容の関係から私は実印は必要有りませんでした。遺言の内容を把握していたにも関わらず、弁護士は私は実印が必要無いことを言ってくれなかったので、わざわざこの為に実印を作ったのに、ムダになってしまいました。
実印はその後、何かに使うかもしれないと思っていましたが、母のすすめでフルネームの入った物を作ってしまったため、結婚したら使うことが出来なくなってしまいました。百貨店の店員さんは女性の場合は結婚で姓が変わることもあるので、ファーストネームだけの実印を作る方も多いですよとアドバイスしてくださったのに、母は全く聞く耳を持たず、正式な物はフルネームの方が良いと押し切られました。
結局、その実印は一度も正式な書類に捺印されることなく、お蔵入りしています。
旧姓の部分を削ってしまい、新しい実印として印鑑登録したら使えるのではないかしら?と密かに思っていますが、未だに実行には移していません。
by yashiro0810
| 2014-03-19 01:45